第6章 無限列車編後
正反対な2人、けれど……どこか似ている。
その心に宿す炎の、力強さだ。
宿す物は、同じなのだろう。
炭治郎「焰さん!煉獄さん!
俺、もっとお二人の事知りたいです!
なので沢山稽古やお話してください!」
俺が急にそう叫ぶと、煉獄さんは驚いたように
俺を見た後、花が咲くような笑顔を浮かべ
煉獄「嗚呼!いいぞ!」
そう答えてくれた。
焰「くそ程どうでもいい。」
焰さんはそう言って黙ってしまった。
けど、匂いには嫌がる匂いはしなかった。
ただ、戸惑いとちょっとの不安の匂い。
俺はそれに嬉しさを覚えてちょっぴり笑った。