第4章 無限列車編
<煉獄side>
彼……いや彼女が初めて大声で叫んだ。
額や頬に青筋を立てて猗窩座を睨んでいた。
猗窩座「本当のことだ。お前もお前の師範も弱いから死ぬんだ。」
焰「俺は死なない お前が死ね。」
感情の起伏が無い声に今は重い怒りが乗っていた。
彼女は今、本気で怒っている。
焰「……それに、炎柱は絶対お前みたいな鬼にはならない。
アイツを侮辱するな。」
今、俺のことを………。
俺は何か思い違いをしていたのかもしれない。
猗窩座「お前には何もわかるまい!杏寿郎は俺と共に永遠を生きるんだ!」
焰「ならねぇって言ってんだよ。この能無しが。」
お、おい…………口が悪すぎないか?
猗窩座「お前はここで殺す!!」
焰「望む所だ。」
焰が刀を肩に担ぐように構えた。
すると、周りに蒼い炎が音を立てて現れた。