• テキストサイズ

蒼き龍の逝きる意味

第4章 無限列車編


<NOside>

煉獄「ハァ ハァ ハァ ハァ」

猗窩座「杏寿郎 死ぬな。」

技の衝突の結果、煉獄は左目を失い、肋骨は砕け、
内臓は傷ついた。

伊之助「(隙がねぇ 入れねぇ 動きの速さについていけねぇ。
あの二人の周囲は異次元だ。間合いに入れば"死"しかないのを肌で感じる。
助太刀で入った所で足手まといでしかないとわかるから動けねぇ。)」

あの伊之助でさえ、間合いに入ることができない。
それ程までに、煉獄と猗窩座の戦いは危険であった。

猗窩座「生身を削る思いで戦ったとしても全て無駄なんだよ 杏寿郎。
お前が俺に喰らわせた素晴らしい斬撃も既に完治してしまった。」

猗窩座は煉獄を見てまた口を開く。

猗窩座「だが お前はどうだ。潰れた左目 砕けた肋骨
傷ついた内臓。もう取り返しがつかない。

鬼であれば瞬きする間に治る。そんなもの 鬼ならばかすり傷だ。
どう足掻いても人間では鬼に勝てない。」

つらつらと話し続ける猗窩座。
炭治郎はその間に立ち上がろうとする。

しかし、煉獄から炎が立ち上がり立ち上がることを忘れる。

ゴオ

煉獄「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」

一瞬で多くの面積を根こそぎえぐり斬る。

《炎の呼吸・奥義》……

煉獄は構える。
猗窩座はその気迫に胸を高鳴らせる。

猗窩座「素晴らしい闘気だ…!それ程の傷を負いながら
その気迫 その精神力。一部の隙もない構え!

やはりお前は鬼になれ杏寿郎!!俺と永遠に戦い続けよう!」

《術式展開》
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp