• テキストサイズ

蒼き龍の逝きる意味

第4章 無限列車編


<NOside>

魘夢は最期まで悔い改めることもせず、一人孤独に消滅した。

煉獄「全集中の常中ができるようだな!感心感心!」

炭治郎「煉獄さん……。」

煉獄「常中は柱への第一歩だからな!
柱までは一万歩あるかもしれないがな!」

炭治郎「頑張ります…………。」

煉獄は炭治郎に止血の仕方を教える。
炭治郎をじっと見つめ、呼吸を見る。

ドクン

煉獄「そこだ。止血 出血を止めろ。」

炭治郎「(ギギギ」

トン

煉獄「集中。」

その瞬間、炭治郎は止血を成功させた。

炭治郎「ぶはっ はぁっ はっ。?」

煉獄「うむ、止血できたな。」

煉獄は炭治郎をしっかりと見る。

煉獄「呼吸を極めれば様々なことができるようになる。
何でもできるわけではないが、昨日の自分より確実に強い自分になれる。」

炭治郎「……はい。」

炭治郎の返事に煉獄は優しい笑顔を向ける。

煉獄「皆無事だ!怪我人は大勢だが命に別条は無い。
彼の姿は見えない!恐らく逃げたのだろう!
まぁ最初から期待してなかったが!君はもう無理せず……」

炭治郎「あのっ……焰さんは………」

そこまで言って強い衝撃と音に言葉は消えた。

ドォオン

炭治郎「!?」

心臓が早鐘を打つ。砂埃から姿を現したのは鬼。
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp