• テキストサイズ

蒼き龍の逝きる意味

第4章 無限列車編



<NOside>

カタッ カパ ぼてん

禰豆子が箱の中から出てくる。
煉獄が娘の首を掴んでいる光景を見つめ、
踏まれていた足を救出した焰を見上げる。

焰「お前の兄はあっこ(あそこ)だ。」

禰豆子「!」

焰が指さした方向を素直に禰豆子は見る。
そこには汗をかき、起きないとと呟く炭治郎。

炭治郎「起きないと 夢だ 起きないと。はぁ はぁ」

禰豆子は炭治郎の羽織を握り、揺り動かす。
焰はそんな禰豆子にひと声掛けた。

焰「俺は車両を見て回る。こいつらを任せた。」

返事を聞かずしてバッと居なくなる焰。

禰豆子「ムムム ムーッ(ゴチン」

痛そうな音が聞こえる。
禰豆子の額からボタタと血が流れてくる。
禰豆子は炭治郎に泣きながら血鬼術の炎を食らわせる。

そして、夢の中の炭治郎自身も炎に包まれた。
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp