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蒼き龍の逝きる意味

第4章 無限列車編


<炭治郎side>

炭治郎「あれ?禰豆子は?」

武雄「姉ちゃん山菜採りに行ってるよ。」ゴリゴリ

炭治郎「えっ! 昼間なのに!?」

茂・花子・武雄「「「?」」」

花子「だめなの?」

炭治郎「あっ いや……あれ?」

どこか違和感を覚えつつ家族と過ごす。
母ちゃんに風呂の準備を頼まれ、外に出る。

炭治郎「!」

木と木の間、箱がポツリと置かれていた。
それに一瞬の懐かしさを覚えるも、足元の桶に
足をぶつけて箱から目をそらす。
また箱のあった場所を見ればもう無かった。

炭治郎「(あれ 消えた……。何だったんだろう、
一瞬…道具箱か?見間違いか?)」

一瞬感じた懐かしさを忘れ、蹴飛ばした桶を
持ち、川へ水を汲みに行く。

水面を覗き込むと、隊服を着た俺が何かを叫んでいた。
ザブンと桶を水に沈めると、引き込まれた。

炭治郎?「起きろ!攻撃されてる!夢だ これは夢だ!!」

ゴボゴボッゴボゴボッ

炭治郎?「目覚めろ!!起きて戦え!!」

《そうか そうだ 俺は 汽車の中だ!!》

ゴボッ

目を瞑って起きようとする、すると

武雄「兄ちゃん たくあんくれよ。」

炭治郎「!!」

花子「だめだってばやめなさいよ!(怒」

目の前でわあわあ口喧嘩をする花子と武雄。
その光景に目が覚めていないことが理解させられる。

炭治郎「(だめだ 目覚めてない 夢の中だ。
どうすれば出られる!?せっかく夢だと気づけたのに。)」

《どうすればいいんだ!!》
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