第4章 無限列車編
<焰side>
伊之助「俺外に出て走るから!!どっちが速いか競走する!!」
善逸「馬鹿にも程があるだろ!!(怒」
煉獄「危険だぞ!いつ鬼が出てくるかわからないんだ!」
……何か、すっげぇ煩い。
何でこいつらこんなに声でかいんだよ。
くそ程どうでもいいが静かにしてくれ。
善逸「嘘でしょ鬼出るんですかこの汽車!!」
煉獄「出る!(キリッ」
善逸「出んのかい嫌ァーーーッ!!
鬼のところに移動してるんじゃなく
ここに出るの嫌ァーーーッ!俺降りる!(ウエッ」
金髪の煩い子供を見ていると竈門炭治郎が
申し訳なさそうな顔して俺を見た。
俺、何か言いたげだったか?
煉獄「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている!
数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!
だから柱である俺が来た!そして、彼もな。」
俺を見ずにそう言う炎柱。
竈門炭治郎は炎柱の言葉に何か言いたげだったが
何も言わなかった。
車掌「切符……拝見…致します…。」
車掌が切符を確認しに来た。
俺は左隣に箱があるから、竈門炭治郎が代わりに
車掌に渡してくれた。
<NOside>
車掌「拝見しました……。」
煉獄「車掌さん!危険だから下がってくれ!
火急のこと故帯刀は不問にしていただきたい!」
鬼が現れる。おかしな姿をしている。
煉獄「その巨躯を!!隠していたのは血鬼術か!
気配も探りづらかった しかし!罪なき人に牙を剥こうものならば
この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」
《炎の呼吸・壱ノ型・不知火》
鬼の頸が斬れる。
炭治郎「すげぇや兄貴!!見事な剣術だぜ!
おいらを弟子にしてくだせぇ!!」
煉獄「いいとも!!立派な剣士にしてやろう!」
善逸「おいらも!!」
伊之助「おいどんも!!」
煉獄「皆まとめて面倒みてやる!!」
「煉獄の兄貴ィ!」「兄貴ィ!!」
ガタン ガタン ガタン ガタン ゴォォォォォオオオォォ
??「夢を見ながら死ねるなんて 幸せだよね。」
そう、誰かが呟いた。