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蒼き龍の逝きる意味

第4章 無限列車編


煉獄「うむ!そういうことか!」

俺がしのぶさんから煉獄さんに聞くように
勧められたヒノカミ神楽を聞いてみた。

煉獄「だが知らん!『ヒノカミ神楽』という言葉も
初耳だ!君の父がやっていた神楽が戦いに
応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな!!」

スパッと話がきられてしまった。
あまりの早さに戸惑うしかない。

炭治郎「ほ、焰さんは何か知ってますか?」

焰「…………知らん。」

うわぁぁああん、とってもスッパリ言われたー!
知ってたけど!知ってたけども!
心に来るよォ!(半泣)

煉獄「溝口少年!彼《・》に聞くのはやめとけ!
彼はいい噂もないし、態度や言葉遣いも悪い!
味方を見捨てて逃げたとも噂されている!」

煉獄さんが急に俺の方を見てそう言ってきた。
俺はそれに疑問を浮かべた。

炭治郎「(…………それは煉獄さんが見た訳では無いのに
何でもそこまで断言するんだろう?)」

それに、煉獄さんは焰さんを《彼》と言った。
おかしい、焰さんからは女の人の匂いがするのに……。

煉獄「それより!!俺の継子になるといい!面倒を見てやろう!」

炭治郎「待ってください!そしてどこ見てるんですか!(汗」

煉獄「炎の呼吸は歴史が古い!」

焰「……煩いな。(ボソッ」

焰さん、聞こえちゃいますよ。(汗)
確かに、煉獄さんの声は大きいですけど…………。

煉獄「炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた。
炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸だ。
他の呼吸はそれらから枝分かれしてできたもの。
霞は風から派生している!!」

物知りだなぁ。学ぶことが多い。
聞いてて楽しいな。

煉獄「溝口少年君の刀は何色だ!」

炭治郎「!? 俺は竈門ですよ!色は黒です!」

そう言うと、

煉獄「黒刀か!それはきついな!」

と言った。焰さんはその言葉を聞いて俺が
驚いていると

焰「黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない。
それに、どの系統を極めればいいかわからないらしい。」

そう続けた。その言葉を頭の中で再生していると
列車が動き出した。

煉獄「何だ!そんなに長く話せるのか!」

煉獄さんは焰さんを見て、そう言っていた。
焰さんはもう既に窓の外を見ていて無視を決め込んでいた。

炭治郎「(やっぱり不思議な人だ。)」
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