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蒼き龍の逝きる意味

第1章 ピロローグ


《続き》

<周りの反応と焰の反応>
焰は焰で、周りに誰も自分を知ってくれてる人が居ないので
誰よりも浮いてるし、謎が多い。
それで構わないと思ってる本人。
実力はあれど信頼がない。
焰はあまり、他人に自分の事を
話すのが好きじゃないからだ。
厄介者っていうか、忌み子だった。
泣きもせず、笑いもせず、怒りもせず、喜びもせず…。
ひたすら生きることへの疑問と己への叱責。
差し伸べられた手は師範以外ない。
柱の人達も焰の事を気味悪く思ってる。
一部というかほぼ全員。
だって、焰の情報がないのだから。
鬼より気味が悪いと思っている。
御館様は師範から聞いてるからよく思ってるし
心配している。
焰は己が怪我をしても突き進む。
骨が折れても、多量出血でも。
匂いと音は優しくて、それでいて悲しい。
冬の夜のような匂いと、苦しくなるような優しい音。
時々、寂しそうな泣きそうな匂いと音をさせる。

<補足>
左目の傷は八重歯が長いことが原因で
鬼に間違われて鬼殺隊の隊士に斬られた為。
視力は少し落ちたくらいで問題は無し。
額から顎までの傷跡となっている。
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