第3章 蝶屋敷編
グイッ
考え事をしていた頭から現実に引き戻される。
俺の服の袖を引っ張っていたのは蝶屋敷の女の子たち。
炭治郎「わっびっくりした!どうした?」
何かあったのかと思い、もじもじしてる女の子たちを見る。
きよ「手拭を……。(プルプル」
炭治郎「わぁ!ありがとう助かるよ!優しいねぇ。(ニコニコ」
渡された手拭をありがたく使う。
きよ「あの、炭治郎さんは全集中の呼吸を四六時中やっておられますか?」
ん………?
炭治郎「…………ん?」
なんか今聞いちゃいけない事聞いた気が…………。
きよ「朝も昼も夜も 寝ている間もずっと全集中の呼吸をしていますか?」
炭治郎「………やってないです。やったことないです……。
そんなことできるの!?」
「はい」と返事が返ってくる。
どうやら全集中の呼吸ができるできないでは
天地ほど差が出るらしい。
きよ「できる方々はすでにいらっしゃいます。
柱の皆さんやカナヲさん、焰さんです。頑張ってください。」
炭治郎「そうか…!ありがとう やってみるよ!!」
俺は彼女たちにお礼を言い、全集中の呼吸を
長くできるようにするために頑張ることにした。