第3章 蝶屋敷編
<善逸side>
あれから俺たちは休息に入り、炭治郎、伊之助は
機能回復訓練に勤しんでいた。
俺はまだ蜘蛛になりかけていたので手足が短く
機能回復訓練には参加出来ていない。
善逸「何があったの?どうしたの?ねぇ」
炭治郎「ごめん。(布団に潜り」
機能回復訓練から帰ってくる炭治郎たちは
やつれた顔して戻ってくるし、何も話してくれない。
《教えてくれよ!!明日から俺も少々遅れて訓練に参加するんだからさ!!》
どんなことされるのか怖くて怖くて仕方ないよぉぉ!
━━次の日・訓練場━━
アオイ「善逸さんは今日こら訓練参加ですので
ご説明させていただきますね。」
テキパキと説明をしてくれる女の子。
アオイ「まずあちら 寝たきりで固くなった体を
あの子たちがほぐします。」
敷かれた布団の横にキリッとして待っている三人の女の子。
アオイ「それから 反射訓練。湯飲みの中には薬湯が入っています。
お互いに薬湯をかけ合うのですが
湯飲みを持ち上げる前に相手から湯飲みを
押さえられた場合は湯飲みを動かせません。」
湯飲みが置かれている机の前にふわりと笑っている女の子。
アオイ「最後は全身訓練です。
端的に言えば鬼ごっこですね。
私アオイとあちらのカナヲ……そして焰さんがお相手です。」
……ん?焰さん?この子たちの他に誰か………