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蒼き龍の逝きる意味

第8章 遊郭編


<炭治郎side>

バギャッ!

炭治郎「!?」

目の前の建物から何かが凄い勢いで
飛び出した。

炭治郎「(何だあれは、鎌か?)」

ギャンギャン

炭治郎「(鎌が回転して戻っていく!
さっきの帯鬼とは武器が違う!
どういうことだ、新手の鬼か?
宇髄さんと焰さんの血の匂い…。
加勢に行かなければ!!)」

けど、禰豆子を此処へ置いていく訳には……っ!

ドドドド

伊之助「俺が来たぞコラァ!!
御到着じゃボケェ!!
頼りにしろ俺をオオ!!」

後ろから走ってくる音と共に、
聞き慣れた声が聞こえる。
振り向けば…

炭治郎「伊之助!!善逸!!寝てるのか!?」

けど、良い時に来てくれた!!

炭治郎「宇髄さんと焰さんに加勢してくれ!!頼む!!」

伊之助「任せて安心しとけコラァ!!
大暴れしてやるよ!!
この嘴平伊之助様が、ド派手にな!!」

※影響を受けやすい男。

なら、その間に禰豆子を…。
俺は立ち上がり、箱のある場所へと走り出す。

炭治郎「すまない!!俺は禰豆子を
箱に戻してくる!!少しの間だけ許してくれ!!」

伊之助「許す!!」

炭治郎「ありがとう!!」

早く禰豆子を箱に入れて、俺も皆に
加勢しなきゃ!!
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