第8章 遊郭編
堕姫「(痛い!!何この痛み!
斬撃を受けた所、灼けるように痛い。
上手く再生出来ない。)」
それでもまだ、攻撃を続けるガキ。
堕姫「(そもそも何で私の帯が斬られるの?
硬度も上がってるのよ。
指先が震える。これは私?無惨様?)」
ガガガガ
堕姫「(コイツ…!!さっきより
速くなってる!おかしい!
痛みを感じないの?人間なの!?)」
私の帯がドンドン短くなっていく。
どれだけ反撃しても、
そのまま突っ込んでくる。
ヒュガッ!
私の頚にコイツの刀が触れる。
堕姫「アンタなんかに、アタシの頚が
斬れるわけ無いでしょ…!!」
間一髪で頚を帯に変え、衝撃を流す。
このアタシがアンタにやられる訳ないのよ!