第8章 遊郭編
宇髄「逃げてもいいぜ?お館様にもチクらねぇ。」
焰「…、バカを言え。
俺は鬼殺隊だ。任務は遂行する。」
そう言うと、彼は天元様の空けた穴から
出て行ってしまった。
まきを「天元様、彼は…?」
宇髄「……あー、気にすんな。」
珍しく歯切れの悪い天元様に
後で事情を三人で聞こうと誓った。
<NOside>
宇髄「どけどけェ!!宇髄様のお通りだ!!」
「ワハハハ!」と笑いながら
伊之助と善逸の二人が追い付けない程の
速さで屋根を走っていく。
宇髄「(アイツ、鬼擬き………。
否定は一切しないが、噂になるようなことを
してない気がするんだよなぁ。
あ"ー!調子が狂う!!
任務が終わったらぜってぇ問い詰めてやる!)」