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蒼き龍の逝きる意味

第2章 柱合会議編


不死川・炭治郎「「!!」」

ま、風柱は鬼の醜さを証明しようとして逆に
人を襲わない証明の手伝いをしたのだから
面白くないだろうな。

伊黒「(バッ)何のつもりだ?冨岡……。」

冨岡「……。」

お館様「炭治郎 それでも まだ禰豆子のことを
快く思わない者もいるだろう。」

竈門炭治郎はすぐに頭を下げた。
あんなにボロボロの体のくせによく動く。

お館様「証明しなければならない。これから
炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること。」

炭治郎「ハァ....ハァ...ハァ....」

お館様「十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる。
炭治郎の言葉の重みが変わってくる。」

バッと顔を上げる竈門炭治郎。
大きく息を吸ってお館様に言い放った。

炭治郎「俺は………俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!
俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」

お館様「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月の
一人を倒そうね。(ニコッ」

炭治郎「はい(真っ赤」

.......まぁ、意気込みはいいだろう。
くそ程どうでもいいし俺には関係ないからな。
勝手にやってくれ。

お館様「鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある。
血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げ
死線をくぐり 十二鬼月をも倒している。
だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。
炭治郎も口の利き方には気をつけるように。」

炭治郎「は………はい」

先程の威勢はどこに行ったのだか。
顔を赤らめ、大人しくなりおって。

お館様「それから実弥 小芭内 あまり下の子に意地悪をしないこと。」

小芭内「………御意。」

不死川「御意………。」

さて、そろそろか。柱でもないしさっさと去ろう。

お館様「炭治郎の話はこれで終わり、焰も報告ありがとう。
下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか。」

焰「………………。(ペコ」
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