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蒼き龍の逝きる意味

第7章 第7章 休養中編


そう聞くや否や、胡蝶はいつもより恐ろしい
気配を漂わせて笑っていた。
不味い、相当お怒りだ…。💧

焰「蟲柱、すまない。
少し気を紛らわせるために炎柱と話していた。
朝からうるさくして悪かった。」

しのぶ「……はぁ、全く。今回は許しましょう。
ですが、早朝から爆音で煉獄さんに喋らせないよう、
次からは気をつけてくださいね。」

焰「…次はないから大丈夫だ。」

煉獄「よもっ!?」

胡蝶と焰が親しげに話しているのには慣れたが
俺の扱いがちょっと雑になってきてる気がして
動揺したぞ!?

というか話してくれないと寂しいんだが!?
次があってもいいだろう!?

しのぶ「あらあら、ふふふっ。
煉獄さん大変ですね。」

煉獄「ぅ、うむ…。」

焰「?」

俺たちの会話の意味が分からないようで
焰は首を傾げていた。

可愛い、可愛いんだが…もう少し俺に
優しくしてくれ…。

煉獄「(だが…、焰との距離がグンと
縮まったように思うと、喜ばしいな。)」

この調子で、焰の色んな表情を見ていきたい。
焰と仲良くなりたいし、この想いを告げたい。

煉獄「(焦らず、ゆっくりと…頑張っていこう。)」

そう思いながら俺は、胡蝶から診察だと
言われて嫌そうな顔をした焰を捕まえて
屋敷の中に戻った。
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