第2章 変わる未来
「やっと観念したか」
「逃げ続けるより…一時の痛みを耐えた方がマシだって気付いただけだよ…」
チャンスと言わんばかりにあんなに胸と尻揉まれたら逃げ切る方が面倒臭い…。こんな私の胸や尻を揉んで興奮してるのがわかったから…。………力が抜けて抱きかかえられた時に…見えた…。ほ、本当に大きくなるんだ…!
「…1つ聞きたいんだけど…入るの?それ…」
「子供が産まれてくる穴だろ」
「そうか、入るか…」
あー、怖いなぁ…。先に身体を洗いたいと言ったからか素直に身体を洗うのを待ってくれてるローにこれ以上先延ばしをさせるのは悪いから言わない。言わないけど…痛いのを我慢すればいいとはいえどれぐらい痛いのかな…稽古中に怪我した事あるけどあれよりはマシなのかな。それなら耐えれるかな。あぁ、怖い。本当に怖い。
「…言っとくが、もう俺は我慢してやらねぇぞ」
「あ、はい…」
あー、駄目だこれはもう駄目だ。これが年貢の納め時ってやつか。もう覚悟を決めろ私!…いや、覚悟を決めるのはとりあえず置いておこう。
「あの、ずっと見られてるのは恥ずかしいんですけど…」
「…緊張してる時とか丁寧な言葉になるのは何なんだ」
「え、そこ?気になるのそこ?」
何でと言われても自然と出るんだよなぁ…。てか本当に見つめないで欲しい。今は泡で隠れてるとはいえ裸を見られ続けるのは恥ずかしい!
「みのりも見れば良いだろ」
「下半身ガン見されたいの?」
「それはちが…いや、そうか、逆の立場ならそうなるか…」
さっきから胸元か下半身しか見てないじゃん!逆の立場なら私はローの股間を見てろって事だよ!何のプレイですか!
「じゃあ見れないようにすればいい」
そう言って、ローが後ろから抱き締めてくる。いやいやさっき胸揉まれた時より密着してるよ!?隙間がないよ!?さっきはあったのに!
「あ、当たって、るんですが…」
「いつまでも洗ってるのが悪い」
「そうですか…」
緊張なのかなんなのかもう分からなくなってきた。身体を洗う手が止まってしまって、ローの顔も見れなくって、かといってもう何処を見ればいいのかも分からなくて…やばい、気絶しそう!