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貴方と未来を過ごしたい

第2章 変わる未来




固まっていた みのりの首へ手刀を食らわせると、呆気なく みのりは気絶した。気絶した みのりを抱き上げ、迫り来る毒ガスを気にしつつも みのりの顔を見る。
久々にじっくりと見た みのりの顔は、特に何も変わってなさそうだった。いつも見ていた寝顔のようだった。


「…やっと、取り戻せた」


まだ謎の洗脳や、 みのりの心臓の件はあるが、とりあえずこの手に戻せた。洗脳なんて何とかすればとけるだろう。 みのりを抱えたまま走り出し、部屋を抜けていく。後は、麦わら屋がシーザーを捕まえてくれればいい。ドフラミンゴも、今 みのりを殺した所で俺がドフラミンゴの元に行く筈がないと分かっているだろう。なら、俺は次の段階へ進めば良い。


その後は、 みのりが言っていた通りに進んだと思う。モネの心臓を手に入れてなかった分がどうなるかと思ったが、モネが自爆装置の前に行く前にシャンブルズで身動きが取れないように出来た。散々睨まれたが知るか。シーザーはボコボコにされていたが捕まえた。ベビー5とバッファローが来た時にはすこし疑問を抱いた。モネやヴェルゴと連絡が取れなかったのに何故来れたんだ。見世物として映像が繋がっていたから連絡がいったのか?いや、逆に2人が来たのなら予定通りに事は進めれる筈だ。これぐらいならまだ想定内の事で済む…。


「…想定外の事が、起きなきゃ良いんだが…」


気を失っているみのりの見ながらそう呟き、みのりを麦わら屋達に任せてベビー5とバッファローをバラバラにして海に流す準備をした。これで、ドフラミンゴとの交渉が出来る。交渉でドフラミンゴがどう反応するのか…みのりの言っていた通りなら七武海脱退の報道は1度出るが偽りだと。だからドレスローザは平和だと。今の俺はそれを知っている。ならいける。俺の方が有利に進めれる。


そして、ドレスローザではみのりの言っていた通りの光景が広がっていた。

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