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貴方と未来を過ごしたい

第4章 ある日のハートの海賊団




水着姿を見せた結果大変腹立たしい事にはなったけど、まぁ憂さ晴らしはしたし良いやと思って上着と短パンを着用しに行った。さっさと入らないと綺麗な夕焼けの中での海が見れないしね!手早く着替えてローに声をかけようと再び部屋に戻ると…何故か言い合いをしている3人と、それを見守るベポがいた。言い合いというかもう喧嘩だな?


「だからぁ、裸のやつがいたら男女関係なくローだって見るだろ!?それと一緒だって!」
「じゃああんなにマジマジと見る必要はねぇよな!?」
「ローのが案外マジマジと見てたんじゃないのかよ!第一見て責められるのもおかしいだろ!悪いのはあんな格好してるみのりじゃねえか!」


何の話をしてるのか分からないけどとりあえず気になった事が1つある。


「…ペンギンとシャチが、ローの事呼び捨てにしてる?」
「あぁ…長い付き合いだからね。ああやって興奮したらたまに昔の呼び方に戻っちゃうんだよ」
「へぇー…」


そうなのか、付き合い長いのか…もしかしたらSBSとかでそういう小ネタ話されてたのかな。原作持ってる割にSBSちゃんと読み込んでなかったからなぁ。誕生日がそういや決められてたなぁぐらいは覚えてるけどいつかも覚えてないし。
まぁ、そんな事はどうでもいいや。今はとりあえず目の前の事態をどうにかしないと。私一人で海に行っても良いけど、そうしたら絶対に後からうるさいのが分かってるからどうにか早くローを連れ出さないとな…。
とりあえず、手っ取り早く3人とも壁にぶつけさせてもらった。


「な、にしやがんだ!」
「止めるにしてももうちょい優しくしてくれよ!」
「言っとくけど、元々の原因はみのりだからな!?」
「さっきもチラッと聞こえてたけど何で私のせいなの!?」


まぁ流石にそんな鈍感じゃないし分かるよ!?私の水着姿が原因だよね!?でも私の水着姿で何でそんなに白熱するの!?いや、そうか…!


「まさか、3人ともなんだかんだで私の水着姿に見惚れてたの?」
「いや、水着姿にじゃねぇな」
「そもそも中身がみのりじゃなかったら良いのにって話だし」
「せめて胸がもう少し大きくなってから自惚れろ」
「もう少し色気出してから出直せ」
「酷い言われようなんだけどそろそろ怒るよ?」


怒るよと言いつつ地面にキスはさせてやった。
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