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橙思いて来世へ紡ぐ【鬼滅の刃】

第13章 男子会女子会


今日ののお昼休憩は、しのぶたちとの女子会へ。


この女子会とは、元蝶屋敷の面々であるカナエ、しのぶ、カナヲ、アオイ、きよ、なほ、すみが集まってお昼ご飯を食べる会で、カナエに誘われ参加させて貰っている。


胡蝶三姉妹以外、今世では別々に暮らしており、寂しさも相まって週に一度集まっているのだそうだ。


「わー、このおかず美味しそう!」


「駅前に出来たカフェのケーキが美味しいらしいわ」


「この服可愛いと思うんだけど、どう思う?」


女子会らしく毎回可愛らしい話題が尽きない。


しのぶとスマホを覗き込んで会話していると、ふとなほがの胸元にかおを寄せ、困り顔でこう言ってきた。



「さん、こんなにたくさん虫に刺されちゃったんですか?」


「え?虫刺さ…っ!?」


自分で自分の胸元を見てビックリ。


しのぶの方へ身体を傾けた姿勢にしていた為、本来は隠れるはずの胸元が露わになっており、昨夜杏寿郎に付けられた赤い痕が丸見えになっていた。


それも1個や2個ではなくたくさん。


「ほんとですー!」


「痒くないですか?」


純粋に心配してくれる3人に心が痛む。


「全っ然大丈夫!

昨夜ちょっと大きい虫がいてね…ははは…」


穴があったら入りたい!!


3人はその後すぐに移動教室があるとの事で中等部に帰って行った。







「……穢れなき子達を前にホントニモウシワケアリマセン…」


彼女らの姉代わりの4人に速攻で土下座する。


「ラブラブね~♡」


「煉獄さんは夜も熱いのね」


大人2人とは対照的にカナヲとアオイにはちょっと刺激が強かったようで頬を染めている。


するとアオイが意を決したようにに声を掛けてきた。


「あのさんっ!

どうしたらさんみたいになれるんですか!?」









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