第17章 過去
「くっ、よもや、そのお強請りは反則だっ!」
幾度果てても衰えを知らない杏寿郎のモノは更に膨れ上がりナカを抉る。
「ん、やっ、またおっきくなっ!?」
の背中に覆いかぶさるように体を折り、その唇に貪りつき言葉を奪う。
その間にも律動は緩めず、それまで腰を押さえていた手も、の胸に移り蕾をグリグリと潰す。
「んっ、んんぁあ、おっぱ、いだめ、ぇえ!
もうイっちゃ…っ!」
「あぁっ、俺もだっ!」
「一緒にっ!あっ、んっ、ぁぁあっ……!!」
「っく…」
ギュゥ、と収縮する壁に負けじと脈打ち解放する。
本能なのか、より奥へと届くよう、無意識に腰を押し付ける。
全て出し切り、ナカから抜けば3回分の欲が収まりきらず溢れ出すのは毎回の事。
「んっ…杏寿郎さん出し過ぎ…」
「褒め言葉として受け取っておこう!」
「これなら産屋敷家みたいに五つ子も夢じゃなさそう…」
毎日毎日尽きない精力にもはや感心する。
「私は一人っ子だから、子どもには兄弟を作ってあげたいです。
だから…頑張りましょうね、お父さん?」
「お易い御用だ!
の望みとあらばいくらでも!」
煉獄家にたくさんの産声が聞こえるのは夢ではないかもしれない…。