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橙思いて来世へ紡ぐ【鬼滅の刃】

第11章 初出勤


「…今日はここまで。


何か質問ある人ー?」



「はいはいはいはい!!」



「はい、我妻くん」



「彼氏はいるんですか!?」



はい、来ると思ってました!



さすが思春期。




「いるよ」



もうその点に関しては杏寿郎と話し合っていた。



同じ家に住んでいて、結婚も決まっている事だから隠す必要は無いと杏寿郎は言ってくれた。



また、ぎゃーーーー!と絶叫する善逸と、キャーと可愛くザワつく教室。



(彼氏持ちってだけでこんなに騒げるなんて、みんな可愛いなあ)



ホワホワしながら教室を後にする。



職員室に戻ると、



「おい、お前のクラスから叫び声が聞こえたが、ちゃんと授業をやっていたのか!?」



「おお、おお、美術室まで聞こえたぜぇ!」



「それは我妻くんです…」



伊黒と宇髄にあの絶叫を突っ込まれてしまうのだった。



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