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橙思いて来世へ紡ぐ【鬼滅の刃】

第11章 初出勤


─ガラガラっ



ザワザワしていた教室が静まりかえる。



が教壇に立つとまた小さくザワつく。



「Hi.every one!

今日から英語の授業を受け持つ事になりましたです。

みんなよろしくね!」



一瞬の沈黙のあと、盛大な拍手が起こった。



(とりあえず受け入れて貰えたかな?)



拍手にホッとし、次を進めようとするも



「ぎゃーーーー!!


先生!?


新しい先生なの!?!?


すっっっごく綺麗!すっっっごく美人!


綺麗過ぎて死にそう!!!!」



金髪の子が目の前に現れたかと思えば大絶叫。



若干びっくりするも、この子が例の金髪の子か、と冷静に分析する。



「こら!善逸!


先生がびっくりしているじゃないか!」



離れろー!と今度は例のピアスの子が出てくる。



「あ!竈門くん!」



「覚えていてくれましたか!」



「もちろん!」



よろしくね、と会話する横で善逸がどういう関係なの!?とまたもや大絶叫。



炭治郎に食って掛る善逸が引き摺られながら席に戻ると、今度は猪頭が目の前に。



「お前、強ぇのか!?


俺と勝負しろ!!」



(今度は猪頭か…)



少々面倒くさくなったは伊之助の首根っこをひょいと掴み、軽々と席に縛り付ける。



「はい、お待たせ。


じゃあ今日はわたしの自己紹介も含めて授業進めまーす。


まず、わたしは…」



(((え…伊之助が軽々と…?)))



の問題児捌きの良さに若干クラスが引くも、伊之助だけが目をキラキラさせていた。


(アイツ…強ぇぇぇ!!!!)
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