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オレンジ色の恋模様<流川楓>

第82章 数式では解けない感情




私ね、絶対に尻軽女じゃないのよ。


流川くんに対する気持ちは本物だったもの。
本当に流川くんが好きだったのよ。


「オレに、そんな必死になられてもねぇ…、晴子ちゃん…。」
「だって…、こんな事、他に相談する人いないもの…。」
「(なんでオレの周りにいる女は、恋愛相談をオレに持ちかけるんだ…?)」
「あのね、私、流川くんが好き…、だったでしょ?」
「そうだねぇ…。」
「でも、ちゃんを好きな流川くんが好きだったの。その気持ちは本当よ。今でも好きだもの。」
「うん。で?なんでそこから尻軽女に発展する訳?気になるヤツでもできた?」
「………少し前に桜木くんがリハビリから帰ってきたでしょう…?」


なんかそれから、気になっちゃって…。
目が離せないって言うか…。


だって、本当に、かっこいいのよぅ!!!


「(晴子ちゃん、こー見えてミーハーだからな…)別にいいんじゃない?」
「でもぅ!」
「だって流川には告白して、きっちり片付けたんだろ?」
「うん…。」
「じゃぁ、いいだろう。(花道にもとうとう春か…)」
「でも、流川くんに告白してすぐだし…。本当に恋してるのかしら…。」
「すぐっつっても2ヶ月くらい前でしょ?」
「そーだけど…。」





































数式では解けない感情
「(流川≦花道になってきたってことだろ?いい傾向だな)…ま、いーんじゃない?」




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