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親愛なる君へ

第7章 喧嘩


普段あんまり喧嘩しないけど、一度だけ、俺のミスで喧嘩した事覚えてる?
あれね、本当にごめんな、、、(笑)
ほら、君の誕生日の日、俺仕事終わって、予約してたスイーツがすんげー美味いお店に行って、特注のバースデーケーキ持って君の待つマンションに向かおうとしたらさ、なかなか会えなかった高校時代の友人とばったり会ったんだよね。

話が弾んじゃって、井戸端会議っぽくなってさ、お互い同じ職種なのに、作品に出ないから、出たいよなーみたいな話を語ってたら、いつの間にか日跨ぎしてた(笑)

そいつと連絡交換して、慌ててマンションに向かって、慌てすぎて、ケーキ少し傾いちゃって、、、(笑)

君すんげー怒って、怒った君が可愛くて、可愛すぎて頭わしゃわしゃしたら、犬じゃないから〜ってふくれっ面してたけど、俺は一緒に祝えて嬉しかった。

そういう些細な幸せってあまり素直に感じる事が出来なかったから、 この気持ちを大事にしようと思った。
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