第14章 ハッピーバースデー2【一成】 裏夢
「えっと……////」
ぎゅうといづみは一成を抱きしめる。
「いい、よ……初めては、かずくんが良い」
そう言って黙ってる男はおらず、一成はそのままキスをする。
「ふぁ……」
「いづみちゃんさっきから可愛すぎっしょ」
何回もリップ音を立てて唇と唇のキスをしていく。その度いづみは一成を抱きしめるのに力が入り、距離は近くなる。
一成はいづみの顔を両手で上にあげる。
「舌、入れていい?」
「……ふぇ、舌??」
「噛んじゃ、ダメだよ」
一成は再度口付けをするとヌルッと自分の舌を入れる。ビクッといづみの身体は反射的に逃げようとするも、頭をしっかりホールドしていて逃さなかった。
じっとりと上の歯をなぞり、今度は下の歯をなぞる。引っ込んでしまったいづみの舌を探しながら、口の中を味わっていく。
「あっま……」
角度を変えて何度も何度も口の中を味わっていく。やがて、いづみの握る手が一成の服をぎゅうっと掴んで来た。
「はぁ……はぁ……かず、くん…息が」
どうやらキスの間中息を止めていたみたいで息が上がっていた。
「場所、移動しよう」
一成はいづみの手を握り、キッチンからベッドに場所を移す。ベッドがスプリング音と共にギシッとなる。
ベッドはいづみの匂いが充満していた。それだけで一成はムラッとする。
「なるべく、優しくすっから」
「う、うん……」
「さっきからいづみちゃん可愛すぎてちょっと余裕ないかもー、なーんて」
一成はそのままいづみにキスをする。
キスして、舌を入れて、キスして、舌を入れていづみの感触を堪能する。
「か、、、かず、くん……////」
「っっ、その顔、俺の前以外ではしちゃダメだよー」
「かずくんのキス、心地いい……///」
「それ以上言われると、本当に優しく出来なくなっちゃうよ、いづみちゃん」
「……ぇ?どうしてぇ……」
少し意識朦朧としている顔で上目遣いで一成のことをみるいづみ。
「ぁ……かずくん、お洋服…めくれちゃ…」
「めくってんの」
ガサッとワンピースの下から手を入れる。
めくったワンピースの下は、ピンク色のゆめかわいい感じのパンツが見えた。