第7章 暗がりの中であなたと一緒に
私は唇で封を切り、理鶯さんのソレに被せる。終わるのを待っていたかのように、秘部にあてがわれて入り口の辺りを何回か擦られる。
「挿れても良いか」
私が頷くと、理鶯さんのソレが中へと入ってきた。昼間とは違って、ゆっくりと確かめるように奥へと入って来る。
「ああっ……りおうさん」
「温かいな、お前の中は。ずっとこうしていたいくらいだ」
私は理鶯さんの首の後ろに回して体を密着させる。ゆっくりと優しく、理鶯さんは腰を動かしはじめる。
「あっ、ん、私、ずっとこうしたかったんです。欲しくて堪らなくて。昼間、野原で理鶯さんと見つめ合った時から、ずっとずっと、我慢していました」
「それは俺も同じだ。手にキスをするだけで、何とか自制をした」
「もう、良いですよね。我慢しなくても」
理鶯さんは頷いて、ゆっくりだった律動が、少しずつ早くなっていく。