第1章 epilogue
「フロイド、お疲れ様でした」
2人で名前のいる温室を離れてからジェイドはフロイドに声をかけた
「あんなんでよかったのー?ペンギンちゃんぼーっとしてたけど。」
「えぇ、あれでタネはまけましたから。」
「ふーん、ならいいけど。言われた図書館に行ったら金魚ちゃんと一緒にいるんだもん」
「あぁリドルさんですか。彼はよく一緒に勉強しているそうですから。まぁこれですぐにとは行かなくても彼はアズールを頼ると思いますよ。それでも動かない場合は私がもう一押しする予定ですから。」
「だったら最初からジェイドが行けばよかったんじゃないの?」
「いえ、私よりフロイドあなたの方が同じクラスな分警戒が薄まりますから。さぁ、報告も兼ねてアズールのところに行きますよ」
「えー、アズール??」
「言ったでしょう?アズールが呼んでると。」
そう言って2人はオクタビネル寮の鏡の中に消えて行ったのだった