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鏡の中から

第8章 熱




「痛い…?抜く?」

雅龍は、自分の欲望より…

夏海の心配をした

夏海は…雅龍の背を抱き締め

「嬉しいの…雅龍と1つになれて…

嬉しい…」

夏海の言葉に…

雅龍は…イキそうになった

「あん…あぁっ…ああ…雅龍…太い…」

夏海の中の雅龍が嵩を増して…

主張する

雅龍は腰を動かし始めた

最初は緩やかに…

そして、限界まで夏海の中へ

肉棒を押し込み

そして、抜けそうな…所まで抜き…

また一気に押し込んだ

「はぁ…はぁ…雅龍…気持ち良い…」

夏海は…感じるままに口にする

「我も…最高に感じる…」

こんな快感は…

始めてだ…

こんなに身も心も

満たされる…

行為は…始めてだった

「夏海…愛して…」

何処までも1つに繋がり

雅龍は愛して…と哀願した

体躯だけ…繋がって…

想いは…通り過ぎて行く…


満たされぬ…情事ではなく

雅龍を満たして

快感を与えてくれる…

夏海の愛を欲した


「雅龍…雅龍…私の…龍…」

繋がり…1つに交わる


なくしたら…



もう…生きては行けぬ





雅龍は、夏海の中で何度も爆ぜた

その欲望の限りを尽くし

雅龍は、夏海を愛した


夏海は…途中で気絶した

気絶しても雅龍は止まれず…

夏海を貪り尽くした

欲望の果てに…

確かな二人の未来を見つめ

雅龍は夏海を抱き締め…

眠りに落ちた


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