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鏡の中から

第6章 伴侶の儀式




「私が飛んで真っ二つにしたら
雅龍は炎で燃やしなさい!」

夏海は臨戦態勢に入った

雅龍は…姿を龍に変えた

金龍の血を組む、その姿は…凛々しく

金色の鱗が…キラキラ光っていた

雅龍は夏海に、龍の腕を差し出した

夏海は、雅龍の腕に乗り

肩まで駆けて行った

ゾンビの正面に来ると

雅龍は…


夏海を…


    放り投げた



ゾンビの…頭上高く


放り投げ


夏海は刀を構えた


「私が負ける訳ないじゃない!」

夏海は、ゾンビの頭上から

真っ二つに斬り裂く様に

刀を振り上げ

引き裂いた

「とりぁぁぁぁ!」

風に乗り…

覇道を捉えて…

その波に乗る

その姿は軽業師並みの軽さで

鮮やかな剣裁きで

ゾンビを斬り裂いて行く



総て斬り裂くと


ストン…と、着地した

着地すると

夏海は走り出した



斬り裂かれたゾンビが

「ギャァァァ!」と叫び声をあげた

夏海は、「雅龍!」と叫んだ

雅龍は、その口から火炎を吐いた

総て燃え尽くすかのように…

雅龍は炎を吐いた

ゾンビは…跡形もなく…消えてなくなった


雅龍は…人の姿に…姿を変えると

夏海の側へと駆け寄った






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