第4章 紹介
どんどん…話が進んで行く
夏海は…身の危険を感じた
「雅世…今宵は少し疲れた」
雅龍が言うと、お婆様は立ち上がり
「部屋にあないしょうぞ!」と雅龍を呼んだ
「夏海も早く来るのじゃ」
お婆様に呼ばれ立ち上がる
でも…
でも…
今宵が…新婚初夜なんて御免よぉ~
夏海は叫ぶのを…押さえた
離れに産まれて初めて足を踏み入れた
離れは掃除が行き届いて、綺麗だった
お婆様はスタスタ歩いて行き
此処が応接室、此処がキッチン、此処が風呂
此処がトイレ、此処が寝室じゃ!
と、案内した
寝室には…
キングサイズのベッドが…
ドテン!
と、置いてあった