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鏡の中から

第11章 宝物




夏海はお腹をさすった

まだ目立たぬ

お腹を愛しそうに

撫でた

私の…宝物…

誰よりも愛して

大切にする

愛して

愛して

この世に産み落とす

夏海は、母の顔をしていた

凛とした…母の顔をして

微笑んでいた





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