第4章 面会当日
リ「次に来た時は俺がお前に紅茶を入れてやる」
『それは有難い。楽しみにしているよ。』
リヴァイはフッと笑った
リ「美味しすぎて俺の淹れた紅茶しか飲みなくなったら今度は俺がお前に紅茶を教えてやる」
『ハハッそれは喜んでいいのか分からないな。まぁ、その時はよろしく頼むよ』
リ「当たりめぇだ」
は思い出したようにポケットから小さなメモを差し出した。
『これがその喫茶店の住所だ』
リ「助かる」
そして2人は調査兵団方部へと帰っていった。
2人が乗った馬車が見えなくなった頃
『…ふぅ、こんなに楽しい時間は久しぶりだわ』
(…あぁ、こんな所辞めて向こうに戻りたい)
その口調は普段の硬派な印象とは違う
兵服を着ていない今はその口調もあり、一般の綺麗な女性だ
どうやら、彼女はこの立場になってからは強くあろうとした結果口調と纏う雰囲気を変えたようだ
『…』
彼女の纏う雰囲気が硬くなった
『…さて、行くか』
彼女は1度自室に戻り兵服に着替え、
総統の執務室へと歩を進めた