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緋色の忍 ~NARUTO~

第1章 始まりの章






「ん…あ、今日は入学の日…早く起きなきゃ…」


 アカデミーでは何を学ぼう?とりあえず医療忍術が使えるようになりたい。

 そうすればきっとたくさんの推しを救えるから。


 よし、と気合を入れて急いで着替える。

 今日行けばどの世代かも分かるし、楽しみだ。

 イルカ先生がいたらイタチ説無くなるからなぁ…



「ほらカエデ!行こうぜ!急ごうぜ!!」



 私の手を引っ張ってそう急かすシバ。

 あゝもうコイツはほんとうに可愛いな!と思いながらも、急かさないでよ~と言い手を繋いで駆け出した。


 最近子供の真似するのが、私に少し精神的ダメージを与える。

 んー、某見た目は子供 頭脳は大人な探偵さんはすごいなぁ、なんて感じる今日この頃。


 今はまだ、可愛い子供のままでいさせてね…精神的には高校生だけれど。なんなら受験生ね。



 アカデミーの入学式は無事に終わり、クラスの席に着く。


 入学式とかなんか懐かしくて変に緊張した。よって何も覚えてない!


 ただ、今の火影様が三代目なのは分かり、イタチ説が薄くなる。


 ここで、イルカ先生、または作中キャラ来たらもはや確定…




「オマエが隣か。よろしくな」





 …………………はい確定。




 目の前に居るのは、なんとなんと、いやもう興奮冷めないヤバすぎる。


 前世での最推し来ました最高。




 IQ200の天才忍者 奈良シカマルくん!!!!!




 あーーーーもう尊い!話しかけてくれた!ニコって!ニコって!!!




 心で荒ぶりながらも、表には出していけない。


 シカマルに引かれるのは嫌。絶対嫌!!!




「よろしく!私、秋野カエデ。あなたは?」

「奈良シカマルだ。」




 あーーーもう好き。ホント好き。まじかっこいい。テマリと仲良くね!!!


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【主人公 メモ】

・主人公は、シカマルが最推しだったらしい


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