• テキストサイズ

緋色の忍 ~NARUTO~

第2章 旅立ちの章


,


「準備ができた。明日の早朝にたて」



 そう、火影様に言われたのは今日の朝。


 アカデミーに行く途中で暗部の人に連れてこられた。



 シバには、ちゃんと事情を説明して先にアカデミーに行ってもらった。




「あれ?カエデってば、遅刻か?めずらしーってばよ!」

「ちょっと火影様に呼ばれてね。明日からちょっとアカデミー休むから、」

「え!?え!?なんでなんで??どーしてだってばよ!」

「あーもー色々あるの!うるさいよ、ナルト!」



 火影室から急いでアカデミーに来たけどやっぱり遅刻してしまい、着いて早々絡まれる。


 そういえばナルトは、原作通り、同級生からあからさまに避けられ始めてたな…なんて思い出し。思わずナルトの頭を撫でた。



「???なんだってばよ?」

「…いや、頑張れよ」

「??なんかよくわかんねーけど、頑張るってばよ!」



 静かになったナルトを置いて、席につくと、感心したような顔のシカマルとチョウジが。



「お前…ナルトを黙らせる方法思いついたのか、すげえな」



 べつにそういうつもりじゃなかったんだけど、適当に頷いておく。



「さすがはカエデだね。やっぱり凄い」



 いや、全力でそのつもりだったよ凄いでしょチョウジ!!



 褒めてくれるチョウジが可愛くて、心のなかでめちゃくちゃ荒ぶる。



 まあ良いや、気持ちを切り替え、いつものようにシカマルに髪を頼んだ。



 なんだか、今日で木ノ葉が最後とか、変な感じだ。




 ………レイも、こんな気分だったのかな…___



,
/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp