第2章 旅立ちの章
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次の日。
学校が終わってから急いで家に帰って、サスケとの待ち合わせ場所に行き、
サスケの家に来た、、、、。
なんというか、もはや感動モノというか。
「あら、貴方がカエデちゃん?いらっしゃい。イタチは部屋にいるから、サスケ、案内してあげて」
初めて会ったサスケのお母さんは、優しそうな人だった。
サスケに連れられてある部屋の前まで来て、「兄さん、連れてきたよ」サスケが声をかけると、中から「入っていいぞ」と声がした。
サスケが目線で開けろというから、恐る恐る扉を開ける。
そこには、机に向かってペンを走らせている、うちはイタチがいた。
当たり前といったら当たり前だけど、緊張して頭が混乱する。
…というか、随分とラフな格好してらっしゃるなこの人
頭の中の混乱をさとられないように、笑顔を貼り付けて挨拶した
「…初めまして、秋野カエデです。」
「ああ、サスケから話は聞いてるよ。どんな修行してるか聞きたいらしいな」
イタチ特有の空気に緊張する。自分の緊張をほぐす用に、声を出す。
「うちはイタチさん、ですよね。修行方法以外にも、聞きたいことがたくさんあります。」
イタチは何を思ったのか、「サスケ、すまないが二人にしてくれ」とサスケに言った。
「え?なんでだよ兄さん!」
「すまないサスケ、2人で話したいことがあるんだ」
イタチは立ち上がってからこちらにゆっくると歩いてきて、サスケの頭を撫でてあやした。
「また今度修行を見てやるから、今日は許してくれ」
そういうイタチの顔はお兄ちゃんそのもので。
この人を傷つけたくないと、純粋にそう感じた。
サスケは渋々ながらも席を外すことを承諾し、一人で修行に行った
…死ぬほど緊張…する…
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