第2章 旅立ちの章
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「いやー、学校では話しかけるなって怒られるかと思ったよ」
「分かっててかってるなら質悪いわ。で?話って何?」
ケラケラと笑いながら言うレイに、多少の怒りがこみ上げる。
こいつガチでうぜえ。…けど、我慢して話を聞く。
「明日、オレ誕生日なんだよね。」
「へー、初耳…ってことは日程決まったの?」
「ああ。明日。」
………は?
…いや、は?、え?急すぎん??なにそれ??明日???
「えー…と、それはまた急だね…あー…この事、サスケには??」
「帰りに言うつもり」
「あー、そう、なのね…」
今日は放課後にサスケと勝負する予定があるから、今言ったってこと??
別に今じゃなくてよくね??
そう感じてしまうも無理ないと思う。
何なんこいつ…と、隠すこと無く不機嫌を態度で示す。
「あー、コレだけじゃないから…オレさ、思ったんだけど…前世の記憶、薄れ始めてないか??」
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【レイ メモ】
・レイは明日、旅立つ
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