第1章 始まりの章
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何組かが実戦形式の授業をしている中で、順番待ちをしているメンバーの元へ行くと、キバとシノが居た
あ、紅班集合じゃん。なんて少し感動しながら、キバの頭に乗っている赤丸を撫でる。
「おかえり、オマエ、地味に赤丸撫でてんなよ」
「もふもふで可愛いから仕方ないでしょ」
「ワン!」
ナルトやキバは話しやすい。
話してても女子に睨まれないし、シバが仲いいから不思議がられないし。
シカマルやチョウジと話すと最近はからかわれるようになってきた。
まあ、私も二人もそんなこと気にするような人たちではないから何もないが。
「…カエデは犬が好きなのか?」
「え?まあ、動物は基本的に好きだよ。犬も猫も、鳥や兎とか、蛙とかの爬虫類も好き!」
「…そうか。」
シノがじっとこちらを見つめてくるから何かと思えば、犬が好きなのか?なんて質問で少し拍子抜けしてしまう。
…コレね、じつは、シノとの初絡み。
………コレが初会話でいいの?シノくん!?!!
しかも、そうか。って!他に何かなかったんかい!
そう叫んでしまいたくもなるけれど、まあシノだし。
確かに絡みづらいところはあるけど。シノだし。
なんて一人で納得してしまう。
少し申し訳ないかも。
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【主人公 メモ】
・主人公は、シノが苦手……?
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