第2章 黒の教団へ
「ヘブラスカの預言はよく当たる…か」
コムイが笑いながら言った言葉だが、メリッサにはそれがまるで悪魔の警告のように感じた。
色々考え事をしているうちに、片づけは大分終わっていた。あとは家から持ってきた本と資料を整理するだけだ。
ふと、ベットの上に置いた大鎌が目に入る。コムイいわく「適合者が使いやすいよう改良した」らしいが、見た目は何も変わらない。持ち運びに不便だが仕方ない、と溜息をつく。
ヘブラスカの間を出た後、コムイの部屋で今回の事件についての説明をした。
大体のことは説明したが、汽車の中でティムにクロスのことは言わないでほしいと伝えられた(ジェスチャーで)ので、言わなかった。
「…エクソシスト、か」
父さんが私から守りたかったもの。
それはこの教団だったのかな―――?
「…どうして…だろう…」