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BLEACH 叶わない願いをそれでも願う

第1章 始まる音は聞こえない


「だー!ちくしょう‼︎
なんで虚の数がこんなに多いんだ!」




倒したそばから虚が襲いかかってキリがない。




「早く片づけちまえ、一護!!」


「ばか、あぶねーから隠れてろよコン!」





黒い着物を見に纏い
身の丈と同じくらいある大刀を振るう青年と
それを隠れながら見守るライオンのぬいぐるみ。






青年の名は 黒崎一護 死神代行
空座町で死神の仕事をしている人間。





ぬいぐるみの名は コン
一護が死神化してる間
抜殻の本体である体に入る魂魄。





一護は虚と必死に戦っているが
多勢に無勢とはよく言ったもの。


数多の敵に囲まれた彼は苦戦を強いられている。




斬り伏せた虚の死角から巨大な鉤爪が現れ、
すかさず武器である斬魄刀を盾にする。


見計らったかのように
新たな虚に背後を取られてしまう。




「クソ!!」

「一護危ねぇ!」



飛んできた“白い矢"にホロウは貫かれた。


見下ろせば光る弓をこちらに向ける見慣れた姿。



「遅えんだよ、石田…!」


「助けがいるんだろ、黒崎?」
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