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BLEACH 叶わない願いをそれでも願う

第2章 戸惑いこころ


俺はいま、成り行きで人探しをしている。


遊子に頼まれた買い忘れの食材を持ってウチに帰る途中だったんだ、本当は。



随分前に虚から助けた女の子…千春っていったかな。
その子が俺に見つけたい人がいるから、
助けてほしいと言ってきた。



遊子に電話したら、食材は急ぎじゃないから手伝ってきてとokサインを貰った。んで、探す事にする。



「で、どんな奴なんだ?」


「えっと…背が高くて、男の人で、眼鏡かけてる人!」


「…………ざっくりした情報だな、また。」



千春の説明は要領を得なくて、どうしたらいいか考える。
あまりにも情報が少ないから、もう少し聞いてみよう。



「他にはないのか?誰かに頼まれて、千春はその人を探してるのか?」


「そうじゃないけど、私が会ってみたいと思って探してるの。」



ふるふると首を振る千春に俺は頭を悩ませる。


と、霊圧を感じて回りを見る。



良くないものじゃなく、むしろ反対の
何かを守る様なふわりとした感覚。

千春のすぐそば…………腕か?


気がつくと、俺の目には銀糸の紐に鈴が付いた腕輪が見えた。



「千春、その鈴…」


「これはね、お守りなんだって。死神のお姉ちゃんからもらったの!」


にっこりと微笑む千春に、そっかお守りかと納得した………………ん?

死神のお姉ちゃん?



「なあ、そいつの見た目は?」


「髪が長くて一つに結んでる。あ、こうやって肩から結んでる髪を下ろしてるよ。
毎日会いにきてくれて、学校の話も聞かせてくれるの。」



身振り手振りで千春は教えてくれた。



まず間違いなく、死神のお姉ちゃんってのは石津の事だ。
と、なると………。



俺は頭の中で聞いたワードを繋げてみた。



背が高い・男・眼鏡



……………過ぎらなかったわけじゃない。




もしかしなくても、石田の事だろうか。
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