第9章 約束したから
始まった真央霊術院での生活は、圧倒されることばかりで、驚きに満ちていた。
沢山の学友の存在や、与えられる斬魄刀。
どれもが、新鮮で嬉しさもあった。
剣技を学び、鬼道を習得し、座学にて智を得る。
現世実習で、ルキアさんに教えを乞うていたのが懐かしい。
我武者羅にすごして、気がつけば五年目が経っていた。
自信も夢も、心に湧き上がっていた。
ーーいつか自分も、隊を支えられる存在になれたらと。
だけどそれは、夢の中みたいな日々。
思いがけない一日で、鏡が割れるみたいに砕かれるなんて…………その時の私は知らなかったんだ。