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BLEACH 叶わない願いをそれでも願う

第2章 戸惑いこころ


パン屋のアルバイトを終えた私はアパートへの道を帰っている。

テスト前の期間はお休みをもらう事にした。

今日もパンの残りをいただいてしまった。
みんなにも分けて、もし余れば朝食にしたっていいな。

指折り数えながら
パンの数とみんなの顔を思い浮かべる。

そういえば…


石津さんにはまだパンをお裾分けしていなかったから、1番にあげよう!
好きなパンを知りたいし、仲良くもなりたい。


ふと、今日の休み時間にちづるちゃんやたつきちゃんと話していたことを思い出した。




みんなも私もワイワイ話している中で、石津さんは何やらファイルを読んでいる。


石田くんは席にもどってきたかと思ったら
文庫本を取り出している。



だからなのか、会話はない。


読書好きなのかな?


そう考えて横を見ると
私と同様に2人も様子を伺っていたらしい。




「石津さんと石田ってさ、仲悪いの?なんかあそこだけ他と違うよね。」
「話してるとこはほとんど見ないよね。彼だって自分からそうゆーのしないでしょう?」




たつきちゃんとちづるちゃんの言葉に
そんな事ないと、私は口にする。

「挨拶しあったり、石津さんに教科書貸したりしてくれてるよ?」

「そんな最低限な事じゃなくてさ。
なんつーの?フツーの会話よ!」

「……それは、あんまり……聞かないかな。」

「それより私は石津さんと会話したいのよ!
姫やあんたとはまた違った香りがすブフォッ!」

「やめい!!昼から盛るな!」

「2人とも、落ち着いて…」


そんなことがあって休み時間の終わりになったんだ。



「どーしたら石津さんと仲良くなれるかな…。」

席は近いから話すけど、私がたつきちゃん達と過ごす楽しい雰囲気はまだないのだ。



私は頭の中で考えた。


みんなで + 仲良く  =  ‼︎‼︎

「いいこと考えた!
早速、たつきちゃんに連絡だー!」

わくわくしながらスマホのボタンを押す。
 
きっと、うまくいくよ!

「あ、もしもしたつきちゃん!相談があるんだけど、いいかな? 実はーー」
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