第2章 戸惑いこころ
帰宅してお言葉に甘えて入浴した私は
夕ご飯の時間をむかえていた。
人参やじゃがいも
玉ねぎにお肉、テッサイさんは南瓜も具として入っていた。
トロっとした刺激的な香りの…なにか。
およそ私がソウルソサエティでは食べた事のないものだった。
見た目はかなり衝撃的だが、味はさらに上をいくぞ!
っと朽木副隊長は言っていた。
「「いただきます!」」
ドキドキしながら、スプーン?ってジン太くんは言ってたもので食べ……るのはできず。
食べ方がわからない。
どうしたらいいんだろうと雨ちゃんを見ると
ニコリとしながら教えてくれた。
ご飯と具とルゥを一緒に
このスプーンで掬って食べる。
こぼさないようにと、口に含んだ。
「‼……︎ ゴホっゴホ‼︎ かっ辛い‼︎」
むせ返った私にテッサイさんはお水を急いで渡してくれる。
「ありゃ?石津さん、カレー初めてなんスか?てっきりお好きなのかと….。」
ゼイゼイしながらお水を啜る私に驚いた喜助さん。
背中をさする雨ちゃんの手が心地良いい。
「…いえ。っゴホッ!副隊長が現世に行ったら是非にと仰ったので、食べてみたかったんです。」
「朽木殿が、ですか。」
「ほら、サラダもあるから口直し!」
ジン太くんがずいっと野菜がのった小皿をくれる。
「慣れて終えば、なかなかいけますぞ。」
テッサイさんの一言で、また私はスプーンを握る。
辛い味も酸っぱい味も、知らなかった。
でも、不思議と美味しい。
有り難く頂いたサラダの後にカレーに手を伸ばしだ私は、テッサイさんの言葉に納得した。
落ち着いて味わうと、すごく美味しい。
副隊長、たしかにカレーは想像の上をいっていました。
何はともあれ、美味しいご飯でした。