第7章 その日 口火を切る
後に"霊王護神大戦"と呼ばれる、滅却師と死神との争乱には私も身を投じていました。
浮竹隊長に四番隊への一時助力を私は進言したんです。
「でも石津さんは十三番隊で、戦う方が良かったんじゃ………」
「あの時は戦える数より死傷者の数が上廻っていましたし、四番隊自体も人手不足でしたから。
次の侵攻に備えて、それまでのほんの僅かな間のはず………だったんです。その時までは」
それでも直ぐに再開された侵攻で、ソウルソサエティはまた混乱を極めました。
四番隊舎自体も消失して、敵によってかなり隊員は討たれました。
その後は、混乱の中でただ負傷者を捜し歩く日々でした。