第7章 その日 口火を切る
パチンと子気味いい音が鳴ったかと思うと、それは総隊長の手打ちだった。
「暗い話は終わりで明るい話をしよう!
一護くん達は変わらず元気でいるかい?」
「はい、みなさん息災でいらっしゃいます」
「そりゃいいね!実は、志波家が復興支援ってんで花火大会を催すらしいんだよ。
まだ暫くは先なんだけどね、その事彼らに実穂ちゃんから伝えちゃくれないかな?」
「花火大会………ですか」
「準備があるけど、殊の外廷内での評判もいいから、志波家も力を入れるそうだ。今から楽しみだねぇ」
「わかりました、ちゃんとお伝えしますね!」
「うん、よろしくね」
和かなにそして嬉しい気持ちが見て取れる総隊長の笑顔は、確かに明るい話だった。
2杯目の緑茶を楽しんだ私達に、正午を告げる時報が届いた。