第7章 その日 口火を切る
am 10:32
浦原商店 客間
起き抜けに浦原さんから言われたとおり、みんなで揃ってゆっくり鉄裁さんお手製朝食をとり、簡単に身支度を整えて報告書類を確認しても、実際に使者の方が来るまで四半刻の余裕があった。
円卓を挟んで腰を下ろしている今は、浦原さんと鉄裁さんの3人だ。
雨ちゃんやジン太くんは店前の掃除をしてくれている。
やはり虚の解析報告となると、使者として来るのは十二番隊の方々だろう。
苦手意識はあるものの、私情は挟まずしっかりやろうと思う。
そんな中、客間に突如現れた襖がゆっくりと開いていく。
一礼をして顔を上げた私は、本日2度目の驚きの声を上げる事になる。