第5章 サイドストーリー *ふたつめの贈り物*
食後にみなさんは帰り支度をして、お店の前でお見送り。
「黒崎さんが虚退治引き受けてくれたから、モネを探せました。本当にありがとうございますっ」
「俺はただ仕事しただけ…てか石津だって退治してだだろ?反応消えたの知ってんだからな。本当真面目だよなぁ」
「やれる事は、やっぱり自分でしたいですから」
「石津らしいけどな………」
「茶渡さん、いきなりの話だったのに、聞いてくださって助かりました」
「む………俺は別になにもしてない。
でも、あの時よりいい顔をしてる。
良かったな、石津」
「まだ話さなきゃならないこともありますけど、私もそう思います」
ふっと笑ってくれた黒崎さんと茶渡さんにお礼を伝えて、石田さんと井上さんの元へ私は向かった。
「石田さん井上さん、いろいろありがとうございます!明日………その、ちゃんと結果を話しますね」
「うん、待ってるね!大丈夫、絶対上手くいくよ!」
「だといいのですが………」
「僕も井上さんと同じ意見だ。石津さん頑張ってたし、気持ちも話せたんだから、自信もって!」
「はい……!それじゃあ、また明日。
おやすみなさい」
みなさんと分かれて、モネが待つ寝室に足を向ける。
私にとって、これからが本番。
ふぅと深呼吸して、意を決して部屋に入った。