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BLEACH 叶わない願いをそれでも願う
第3章 響く音はひろがりとどく
石田さんに少しだけ………近づけた気がしたか否かと考えていると、曲がり角に差し掛かる皆さんの姿をみる。
互いに挨拶している姿を見ると、石田さんがそこで分かれるようだ。
ああ、皆さん帰っちゃうなぁと思ってしまう。
少しの寂しさを感じた私は、目を閉じる。
大丈夫 また会えるんだから
そう思って目を開ける。
あれ。
錯覚じゃないかな。
だって
石田さんが 歩いて来てるのは。
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