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御曹司と忍び 【気象系BL】

第2章 事件



「ちぇ、いいじゃん、ケツくらい掘らしてくれても。
せっかく美味そうなケツ持ってんだからさ。」

「一生ないと思ってくれて結構だよ。」

「うぇ!いいじゃん!いいじゃん!!」

大野がしつこく横に立ってくっついてくる。

「だいたいケツは出すところであって入れるところじゃねぇの!」

「うわっ!下品だな、潤!」

「どっちがだよ!!」

カップ麺の線までお湯を注ぐ。


「出せるってことは入れれんだよ!ほら!入れさせろ!」

と言うと、俺のズボンに手を掛けてずらした。


パコーーーーン!!!


「だぁぁぁあ!!!頭割れた!!」

たく、しつこいんだから!!


「お前これ食べたら帰れよ?」

「うぇ!一緒に寝てくれるんじゃないのかよ!夜は楽しむんだろ!?」

「は?なんの話しだよ!!?」

「あ!!!」

俺の言葉をガン無視して大野が大きな声をあげた。

「なんだよ、うるせぇな。」

「そうだ、忘れる前に!!」

そう言うと一瞬にして消えた。


あ……消えた。
…あ、帰ったのか。


一瞬にして静まり返る俺の部屋。

「なんなんだよ。」

この部屋寒いな…
そして意外と広いな…

この部屋に入って初めて気づいた。

暫くボーッと突っ張ってるとピピッと3分のタイマーがなって、慌ててタイマーを止めた。

その時に俺のカップラーメンの横に、5分のカップラーメンがあるのに気づいた。

あいつ、これどーすんだよ。

「もー知らね。」

俺は自分のだけ持ちテーブルに向かった。

なんか…一人暮らしって意外と寂しいな…

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